メモリアルダイアリー

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自分が特撮番組を見たときの気持ちや、日々の生活の中で感じたことを自由気ままに綴ろうと思います。

感想 仮面ライダーゼロワン9話 「ソノ生命、預かります」

ここのところ忙しく、なかなか記事を上げられなかった。そして上げたい記事もたまっている。やばい。がんがん書く。まずはこれ。「ゼロワン」の9話。

 

 

ついに二話完結の話がゼロワンでも放映された。

8話は医療の現場でも人手不足を解消するためにヒューマギアが働いており、それらを掌握しようとする滅亡迅雷とそれを止めようとする或人、AIMSという構図で展開された。その中で我らが高岩成二がスーツアクトを務める「仮面ライダー滅」の登場、不破の敗北など盛りだくさんなまま今回の話へと進んだ。

 

:医療ヒューマギアの暴走、飛電の危機

 

今回一番大きかったのは暴走するヒューマギアを急停止させるかどうするかというところであった。

 

医療系ヒューマギアを止めると患者は死んでしまう可能性がある。そのはざまで苦悩する或人が印象的だった。これまで、ヒューマギアは「人の夢を支えるマシン」ということを豪語してきた或人にとって大きな「決断」を迫られる回だった。

 

このあたり、結構きわどいラインを攻めていると感じて。エグゼイドビルドとは違った朝九時の番組でできるラインの見極めというか。

 

 

仮面ライダーゼロワン DXアタッシュカリバー

仮面ライダーゼロワン DXアタッシュカリバー

 

 

 

:唯阿と不破

 

これまで犬猿の仲と思われた唯阿と不破。唯阿はヒューマギアを道具として扱っているが今回はその道具がなければ不破の命が危ないという展開。唯阿は道具に頼るがその道具がないと何もできないと気付き、ヒューマギアへの考え方を改める。

 

不破も自身が憎むべき相手から命を救われるという皮肉のきいた運び。

ゼロワンは或人、不破の対立が少なく、早い段階から仲間ではないが倒すべき相手が同じという点で利害が一致しており、共闘も多い。不破はAIMSより或人のマネージャーをしよう、うん。ギャグも笑ってくれるし。

 

:ゼロワンの今後の展開

 

物語も二桁に突入するので、自分のためにかるくまとめて意見をここに書いておく。

 

ぶっちゃけ、ゼロワン自分的には微妙である。面白い、確かにゼロワンは面白いが何か自分の心にスッと入らない。なにか一枚壁の奥にある物を見ているような感覚なのである。

 

私は作品を「キャラ派」としても見るし「作劇派」としても見るのだが、どちらかというと「キャラ」に感情移入しがちなタイプである。

 

と、この結騎さんの記事を読み俯瞰で観たところ、私は或人のキャラがまだ納得できていないのだ。もにょる。

www.jigowatt121.com

 

ヒューマギアを「夢のマシン」「人をサポートする機械」としているが、ハッキングされたら壊す。新しいヒューマギアを送る。これに徹している。うーん、私がヒューマギアという存在に感情移入しすぎているのだろうか。人の心をもったヒューマギアに苦悩する展開を期待していたのだがあっさりとそこは過ぎた。何なのだろうなぁこの感覚。

 

面白いけど微妙という感じ。エグゼイドの時も序盤感じたこの感覚。クリスマス辺りには加速してくれることを願う。