メモリアルダイアリー

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自分が特撮番組を見たときの気持ちや、日々の生活の中で感じたことを自由気ままに綴ろうと思います。

ウルトラレプリカ ギンガスパーク レビュー ウルトラマンニュージェネレーション「 行くぜギンガ!!!」

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仮面ライダージオウ 最終回が放送された午後、プレミアムバンダイから新たな玩具が手元に届いた。

 

ウルトラレプリカ ギンガスパークである。

 

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簡単に紹介しておくとこのウルトラマンギンガとはメビウスから長らくテレビ放送がなかったウルトラマンシリーズにおいて、ようやくテレビシリーズとして復活した一作目である。(厳密にはウルトラマン列伝という過去のウルトラマンの話を切り取り再放送するシリーズ内での番組である。)

 

キャッチコピーは「君が、ヒーローだ!

 

メビウスが放送終了後、映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」において初登場したウルトラマンゼロが長らくウルトラ映画を引率し、売り上げが低迷していたウルトラを少しずつ回復させていたところに新たに登場したのがこの、ウルトラマンギンガである。

 

全11話と1クールにも満たない番組だったが、久々のテレビ放送ということもあり、私の期待値は膨れ上がっていた。

ここにwikiよりギンガのあらすじを載せておく。

 

 遥か昔、すべてのウルトラ戦士と怪獣・宇宙人は、銀河の彼方で激しい戦いを繰り広げていたが、何者かが謎のアイテム・ダークスパークを使い、ウルトラ戦士や怪獣達を小さな人形・スパークドールズに変えてしまう。そしてスパークドールズは宇宙に散らばり、その幾つかはウルトラ戦士や怪獣・宇宙人が存在しない世界の地球へと流れ着く。

それから1000年後の2013年。17歳の高校生・礼堂ヒカルは予知夢に導かれ、夏休みを機に7年ぶりに生まれ故郷の降星町へ帰ってきた。ヒカルはその町でスパークドールズを使用者と一体化させ一時的に巨大な姿へ戻す力を持つギンガスパークを手に入れる。そして、スパークドールズにされたウルトラマンタロウと出会い、自分が「選ばれし者」だと知る。

やがて悪意を持った人々がスパークドールズと一体化(ダークライブ)し、怪獣となって暴れ出した。ヒカルは大切なものを守るため、ギンガスパークとスパークドールズでウルトラ戦士や怪獣に変身(ウルトライブ)して戦いに赴く。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%AC

 

この作品を皮切りに「ギンガS」「エックス」「オーブ」と新生ウルトラマンが歴史を紡いでいくのである。「ニュージェネレーション」とはギンガから続くウルトラマンの総称だ。

 

今回はその始まりのウルトラマン、ギンガの変身アイテムギンガスパークをレビューしていく。

 

 

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 中身は

ギンガスパーク本体

ウルトラマンギンガ(スパークドールズ、以下SDとする。)

ライブサインシート×2枚

 

といった単純かつシンプルな構成である。

 

DX版のギンガスパークを所持していないので、比較はできないがこのギンガスパーク、グリップ部分がずっしりと太く持ちやすい。また、塗装も奇麗で質感もよく飾るのにもとても良い商品だと思った。

 

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前面 展開状態

 

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後面 展開状態

 

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プレート展開状態

 

遊び方としては大きく分けて三つあり、どれもシンプルである。

まず一つ目は劇中通りにボタンを押し、ライブサイン出現音を発動させ、側面を展開、その後SDギンガをリード。すると「ウルトライブ!ウルトラマンギンガ!」と音声が鳴り、青色の発光(ギンガのクリスタルをイメージしたのだろう)をする。これでウルトラマンギンガへの変身が完了となる。

また、サイドを展開せず、ライブサインシートを読み込ませることであらゆるウルトラマンや怪獣、星人の音声が鳴る。(一部共通音声があるものも存在する。)

劇中では、あらゆるSDを使って主人公のヒカルはギンガ以外の者にもウルトライブしていた為、実質ウルトラマン版ディケイドである。

 

面白いものの例を挙げるとすれば、ウルトラマンエックスのウルトラマンゼロアーマーをリードするときちんとウルトラマンゼロの声が入っている。ものすごく芸が細かいなぁと感心した。

 

二つ目は昨今のプレミアムバンダイお得意の劇中変身モードである。

CSMやウルトラレプリカでもあるBGMをバックに変身が完了する最大にエモい奴である。

ウルトラマンギンガと言えば、この曲。「ウルトラマンギンガの歌

www.youtube.com

 

ギンガスパークに収録されているのは正確にはこのバージョンではないが本体に収録されているのは放送当時のバージョンであり、これもまたものすごくエモい。

 

導入部分の「アーアーアーアー」というところから鳥肌ものである。

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ウルトラマンギンガの一話の変身シーンからこの曲は流れてくるのだが、下からのアングル、舞う桜。ガイアから続く伝統の土煙、ものすごいエモの塊だ。

それを自分の手で再現することができるというだけでこのアイテムにはものすごく価値がある。

また、細かい劇中再現としてこのモードで特定のライブサインをリードすると劇中と同様の音声が鳴る。例を挙げるならばブラックキングの「ぐんぐんカット」だ。

このあたり、ギンガを見ていたものならば「おお!」となるのではなかろうか。

 

 

三つめはBGM モードである。これはウルトライブなどリードは不可能になるが、前述の「ウルトラマンギンガの歌」の一番が流れる。そして発光も7色で何度でも聴くことのできる良いモードだ。

 

しかし、いくつか問題点というべきか、不具合というべきかというところがある。それはSDギンガの読み込みの悪さ、ウルトラマンゼロビヨンドのライブサインを読み込んだ時の音声がジード プリミティブと同じという点である。

SDの読み込みは当時品が即読み込むのに対し、今回のものは少しラグがあるのだ。これはSDのライブサイン部分に何か保護膜のようなものがあるのでそれが読み込みを阻害しているのかもしれない。

しかし、ゼロビヨンドの音声がプリミティブと同じなのはどう考えても本体のシステムミスである。

プレミアムバンダイに問い合わせのメールを送ってはいるが、どのような対応になるかは不明だ。

 

とまぁ、製品として少し不備はあるが総合的にはとても満足できる商品であった。

遊びがいがあり、音声も多数。重さも程よくなかなか良い玩具として仕上がっている。

 

次のウルトラレプリカはずっっっと待ち望んでいた「コスモプラック」である。

p-bandai.jp

 

私が小さい頃から共にいてくれた最高のヒーローの変身アイテムがこの手に来ることを心から待っている。

そして天に掲げて叫ぶ。「コスモース!」と。