メモリアルダイアリー

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自分が特撮番組を見たときの気持ちや、日々の生活の中で感じたことを自由気ままに綴ろうと思います。

感想 仮面ライダーゼロワン第一話「俺が社長で仮面ライダー!」令和しょっぱなから最高のスタート!!

「俺が社長~~~!?!?!?!?!」

 

さて、2019年9月1日に放送が始まった『仮面ライダーゼロワン』

実にド派手で最高な1話だった。

先日放送を終えた『仮面ライダージオウ』第1話はビルド編でもあり、時間軸を扱う番組でもあったので説明やキャラ説明等に尺が割かれていたのだが、今回は「飛電 或人」というキャラがものすごくわかる作りになっていた。

ヒューマギアと呼ばれる人型AIと人類の話を高橋さんはどのように描いていくのか楽しみである。

 

 

:飛電 或人という人物

 

1話ですでにわかる人の良さ、やさしさというかそれらがビシバシ1カットですぐに伝わる画作り、脚本。

 

遊園地を守ったとき、人々の笑顔が生まれるのだがそれは「お笑い」ではなく、「ヒーロー」として守った結果としての「笑顔」。

平成1作目の『クウガ』が「笑顔」を守るために戦う仮面ライダーであり、『ゼロワン』が「笑顔」を作る仮面ライダーとすればいい形で原点回帰をしつつ新たな形にしているのが道をどんどん上っている感じがする。 

 

また、ドライバーで変身するためには社長になることに同意をしなければならないというところで、社長秘書である「イズ」に声を掛けられるのだが食い気味でベルトを渡せという。このあたり、非常に私の「好き」の中心核をついてくる。

なりふり構わず「誰かのために」戦うことを選ぶというのが大好きなのだ。

 

:令和、初変身!

 

大きなメカバッタが現れ、通信衛星と連動してバッタがアーマーとなり装着して変身が完了する今作。SF感と工業感のベストマッチ!

 

仮面ライダーにはいくつかパターンがある。

①変身後に即戦いを行え、ベルトの機能等も把握している本編前から戦っていたパターン。(アギト、キバ、ウィザードやビルド、W等)

 

②1話の変身が初めての変身のパターン(オーズやフォーゼ、鎧武、エグゼイド等)

 

大体この2パターンだとおもんだが、今回の『ゼロワン』、まさかの変身直前5秒でマニュアルを読んで頭に「ラーニング」してから変身するという、ちょっと変わった新しい変身で新鮮だった。かっこいい!最先端!

 

:坂部 剛が彩る新たな『ゼロワン調』

 

音楽サイドの話で行くと、今回は『仮面ライダーゴースト』の劇半を担当した坂部 剛さんである。

ゴーストの時の音楽もすごく耳に残ったが、『ゼロワン』の音楽も特徴的で21作目、新たな1作目にふさわしいと言える音楽だ。駆け抜けるようなアップテンポの音。近未来感。最高である。

 

 

:アクションシーンの躍動感

杉原監督が今回メイン監督として舵を切るのだが、ルパパトの時から思っていたがカメラワークが独特で絵がくるくる回ったり、「え、これどうやって撮ってるの?」という驚くようなカットも多い。見ていて楽しいのだ。

 

今回も『ライジング・ホッパー』とバッタらしく跳躍力がものすごくかっこよく撮られていたり、吹き飛ぶバスの中の軽やかなアクションシーン、「停止ボタン」を使った緩急のつけ方など新しい形で杉原さんの起用は間違っていないと感じた。

 

:滅亡迅雷net

今回の敵である滅亡迅雷net。まだまだ謎が多く不気味だが、怪しさがセクシーでもあり、サイコパス的な迅の動きにゾクゾクとした感情があった。また1年楽しませてくれる良い敵になりそうな雰囲気だ。

 まだ描写が全然ないのでなんとも言えないがこれから悪く、汚く活躍してくれるだろう。

 

:腹筋崩壊太郎の崩壊

この腹筋崩壊太郎、人を笑わせる芸人というヒューマギアで、或人よりたくさん笑いを生んでいた。

1話の時点でこのAI が人間より人を笑かすことに長けているという描写は後々効いてくるのではないか?例えばAIのほうが優秀で人間を守ろうとするゼロワンが迫害されていくストーリー…とか、面白そうだ。

 

 

これからどうなるかまだまだ分からなず、考察もはかどるだろう。

令和初の仮面ライダーの第1話として総じて高いレベルの物を見せてもらえた。この1年、楽しみに日曜日を待つことができる。

感想も、毎週上げていくと思う。良ければ見ていってください!

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改めてよろしく、『ゼロワン』!