メモリアルダイアリー

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自分が特撮番組を見たときの気持ちや、日々の生活の中で感じたことを自由気ままに綴ろうと思います。

感想『HELLOWORLD』世界を変えるほどの愛を貫く意思の先 

三日間ほど、ブログ更新をしていなかった。幾ばくかの時間とインプットのための情報収集。とまぁ理由をかっこよく上げようと思えば上げられるんですけどぶっちゃけ関西から関東にいったり、もどったりをこの短期間でしていて疲れていたんですね。

私の話はここらへんで終わって本題。

 

世界を巻き込んだボーイ・ミーツ・ガールな映画『HELLO WORLD』を今日鑑賞してきまして。その感想を。

 

前半はネタバレなしで、後半は本編にも足を踏み込んで述べていきたいと思う。

 

 

 

 

 

あらすじ

「お前は今日から3ヶ月後、一行瑠璃と恋人同士になる」

京都に暮らす内気な男子高校生・直実(北村匠海)の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミ(松坂桃李)が突然現れる。
ナオミによれば、同級生の瑠璃(浜辺美波)は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。
「頼む、力を貸してくれ。」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。
しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになる。

世界がひっくり返る、新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー。

http://www.mienaimokugekisha.jp/about/

 

 

 

:HELLO WORLDの世界観とビジュアル

 

2019年はアニメ映画が豊富で、青春物からセカイ系までいろいろなものが展開された。今年の代表的なものと言えば深海 誠監督の『天気の子』が挙げられるだろう。『君の名は。』に続くRAD WIMPSの起用、深海誠お得意の雨、水の表現などふんだんに使われ、かつ「世界」と「」の選択を迫る一作だ。

 

 

それに対して本作『HELLO WORLD』は予告からはそれらに付随するような恋愛青春映画かと思っていた。私は監督が『ソードアート・オンライン』の監督だということも知らなければ、SFに力を入れる監督ということも知らなかった。

 

 

知っていたのはOKAMOTO`SとOfficial髭男dismの2グループが音楽面を担当するということだけだった。『天気の子』がRAD WIMPSの起用に対し、昨今爆発的に人気を上げている髭男の起用かな、くらいにしか認知していなった。

 

そんな私が本作を観たくなった理由は予告でも明かされている「僕らは、現実世界の記録だった。」という一文である。たったこの一文。これだけで心が揺れるほど私はカモである。

 

CMから見える『天気の子』とは違う絵の奇麗さ。そして京都の街並みを美しく描き出した世界観。何回見ても違和感が拭えない3DCGのビジュアルも、データの世界としてみると案外ハマっている。

 

『天気の子』『君の名は。』が「東京」に対し、今作は「京都」といったところもわざと意識しているのだろう。今作はあらゆる場面でいろんなSF作品を意識しているところがある。SFオタクが見にいってもすごく楽しめるのではないかと思う。

 

:各キャラの声

 

本作は北村 匠海や松坂 桃李、浜辺 美波等が名前を連ね、世界を彩った。俳優が声を担当すると違和感があったり、棒読みだなぁと感じることも多々あるが本作はそんなことは思わなかった。

 

松坂 桃李は『侍戦隊シンケンジャー』で鍛えられたであろうアフレコに、北村 匠海は初挑戦ということだったが気弱な男の子を表現できていたように思う。ヒロインであり、物語のカギを握る「一行 瑠璃」を演じた浜辺 美波も悪くなかった。

 

これは一行 瑠璃というキャラクターが物静かで抑揚の少ないキャラだったということも手伝っているのかもしれないが、いくつかの演じ分けもあったので気にするほどはなかった。

 

 

:選曲と映画としてのチョイス

 

この作品、何度も上がっているが『天気の子』『君の名は。』のように挿入歌を前面に絵だけで日常を描くというシーンがある。私は、新海誠のあの演出が良くも悪くもアーティストのMVに思えてしまう。正確にはMVのための映画に見える時があるのだ。

 

確かに絵はきれいだし、描写も丁寧、そして私たちが日々過ごす普遍的な生活。それらをバックに軽快に流れる音楽、というシーンはおしゃれで10~20代前半の大人になりかけている人たちにとってすごく素敵なヴィジョンのように見える。

 

そして新海誠作品ではそれが顕著で、1つの映画に何度も挟まる。『天気の子』は良くも悪くもRAD WIMPSのPV感もすごかった。今作もofficial髭男dismの『イエスタデイ』を前面に主人公の日常や、「先生」との出会いから変化していく様が描かれた。

 

 

 

イエスタデイ

イエスタデイ

  • provided courtesy of iTunes

 

しかし、私は新海誠味を感じながらもMV感は感じなかった。何の差だろうか、と模索した結果。

 

曲の短さや、それらの曲の最中でも生活音が入っていたりしたからなのではないかと考えた。『イエスタデイ』は驚くほど短く、CMのほうが長いまであったし、使われたところも1回と少なかった。(アコースティック版が流れているシーンもあったように思えるが)

 

『天気の子』は劇中で同じ曲をバックにキャラクターが駆け巡る様子を2回ほど、そして別の曲で1回とどうしてもMV感が強くなりがちだった。

 

今回、official髭男dismという人気爆発なアーティストを起用していながら劇中歌かつ使用時間はほんのわずかと思い切ったことをしている。その短さだからこそ耳に残るというのもあるが。

 

 

新世界

新世界

  • provided courtesy of iTunes

 対して、エンディングのOKAMOTO`Sの「新世界」。こちらはすごくさわやかでかつすっきり爽快感のある楽曲に仕上がっており、聞き心地が良い。

 

HELLO WORLDは話が少々難しく、観終わっても何度か咀嚼し、自分の中に落とし込む作業が必要なタイプの映画だとは思うが、この曲が最後に流れてきたとき「何かよくわからないけど、すごくいいものを観た」という気分になった。

 

この「何かわからないけど、良い」という感覚を私はすごく大事にしていて。そしてそういう気持ちにさせてくれる作品、楽曲というのもすごい力があるということなんだなと。

 

 

本作は観終わってからも誰かと考察をしたり、こういうことなんじゃないのか?など意見交換が楽しくなる作品なのは間違いない。

が、そういった作品は往々にして難しく、複雑な世界観で描かれていることが多い。中学生がデートにこの映画を観ると出てから「?」が浮かびまくると思った。

 

それくらい複雑で、初見ですべてがわかる人は少ないのではないかと思う。そういった面でもこの映画は万人受けはしない。が、万人受けしない作品は刺さる人には刺さり、長く愛される作品になることが多い。本作は後者の物だろう。CMから『君の名は。』『天気の子』の二番煎じと思わずに観に行ってほしい一作だ。

 

 

 

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ここからはネタバレありで述べていきます。

 

 

映画  HELLO WORLD 公式ビジュアルガイド

映画 HELLO WORLD 公式ビジュアルガイド

 

 

 

本作序盤、主人公の堅書 直実は決断力がなく、学校の中でも本ばかり読みクラスメイトから遊びに誘われても、「行く」「行かない」の返事すら迷ってしまうタイプとして描写されていた。クラス委員も周りの視線に負け、意見を言うことなく図書委員に選ばれてしまう。

 

いつも直己が読んでいる本は「決断力」を養うといういかにもな本である。

気弱で、高校という社会になじめずそういう本に頼る、ちょっとくらいそういう経験はだれしもあるのではないのだろうか。思春期特有のある種の「悩み」というか。

 

そこにヒロインとの邂逅、接触、文通、恋心、その子の死。そして「先生」との出会い。この世界の「秘密」。「アルタナ」と呼ばれる無限量子記憶領域。それらがポンポンと観ているものの脳に流されていく。

 

この映画の良い所は序盤にそれらの話をテンポよく小刻みに進ませていくところである。さながら10分の短編をいくつもつなげているかのような小刻みさ。

それでいて後々つながる伏線や描写もあり、繋がりがあるのに短編を見ているような錯覚を起こす。

 

また、わたしが驚いたのは恋愛映画感が薄く、「先生」との特訓のシーンが多く配置されているところだった。何かをなすために「努力」をする。それらはすべて瑠璃のため、とつながっていく。私はここで、「ああこれは恋愛映画だけど普通の恋愛映画ではない、むしろ恋愛という要素はミスリード」とまで思った。

 

 

努力による成長で序盤の気弱な直実はいなくなり、男らしく、優しい直実が形成されていく。

私たちも思春期の頃に付き合った人に対して色々悩んだり、手を伸ばすことができるのであればなんでもする、そういった気持ちが呼び起こされる。懐かしさと同時に。

 

 

が、その世界は優しくない。二人が仲を深めていくと同時に「先生」が過去に来た目的の日が近づく。そして「先生」の目的。涙のわけ。夏の一大イベントの花火大会の夜空の下のキス。システムエラーによる排除のスタート。

 

「先生」の目的と、花火大会を皮切りに前半ばらまかれた伏線はものすごい速さで回収されていく。

ここで、「先生」が過去に来た目的、そして直実がしてきた「特訓」の成果が華開く。

直実は瑠璃への愛で彼女を死から救う。そんな姿を見ていた「先生」は彼女を利用する。自身の目的のために。最愛の人に会うために…

 

 

「先生」の目的のために直実の愛をつぶして構わないのか。そこに罪悪感はないのか。データはしょせんデータでしかなく、修正がきくものだからなのか。直実と一緒に「先生」への信頼感が募ってきたところにこの展開は辛いものがあった。

 

そんな思いがわたしの頭を交錯しながら、それでも場面はさらに悪化していく。

狐面を被った自動修復システムが瑠璃を探す。「先生」の目的のためにデータの欠陥となった瑠璃は修復対象なのだ。

 

狐面が「修復システム」であるならば、それに抗う直実はさながら「バグ」というところか。

 

 

 

 

HELLO WORLD (集英社文庫)

HELLO WORLD (集英社文庫)

 

 

 

 

 

それらの後、逃走劇と共に「先生」の謎や世界の構造、「アルタナ」の暴走など各要素の点と点が繋がり、線となる。

世界がデータなのか、現実なのかも不鮮明に描かれており、観ているとき、今はデータの世界なのか、現実世界なのかわからなくなる。恋愛映画だと思っていたものがよもやここまでSFよりな、そして考えさせられる映画だとは思わなかった。

 

最終盤、直実と瑠璃は新世界の「アダム」と「イブ」のようにその地に立つ。

自分たちの知らない京都を前に、再び出会えた直実と瑠璃は手をつなぎ、その世界で生きていくことを誓う。

 

 今作は非常に考察をされている方が多く、スピンオフや小説を読むことでより深くこの作品と関わることができる。何名かのリンクをここに掲載させていただこうと思う。

www.club-typhoon.com

 

iroirokansou.net

 

 

「たとえ世界が壊れても、もう一度、君に会いたいーー。」このフレーズはまさしく最後の場面を示している。

 

HELLO WORLDという言葉はプログラミングをした際に初めて成功した時、浮かび上がる単語だと言われている。

 

 

始まりの単語だとすれば、目が覚めたあの終わり方はまさしく2人にとって、いや4人にとって最高のHELLO WORLDなのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

『デュエル』という4文字の魔力。子供時代からむしろ今もまだ憑りつかれる。

『デュエル』、誰しもが一度は耳に、目にしたことがあるだろう単語。直接的にその単語が使われているのは、週刊少年ジャンプで掲載されていた高橋和希氏の漫画『遊☆戯☆王』である。

この遊戯王、いまや世界的大人気カードゲームとして有名であり、かつ世界で最も販売枚数の多いカードゲームとしてギネスにも載っているほどである。

 

 カードゲームでいうと、『マジック・ザ・ギャザリング』通称MTGと呼ばれるこれも世界的なカードゲームや、そのMTGをよりポピュラーに、子供向けにしたものが『デュエル・マスターズ』というカードゲーム。

株式会社ブシロードが出している『カードファイト!ヴァンガード』『フューチャーカード バディファイト』『ヴァイスシュバルツ』。バンダイから販売されている『バトルスピリッツ』、、、etc

 

きりがないのでこのくらいにしておくが、そのどれもに『デュエル』に代わる代名詞的なセリフが用意されている。デュエル・マスターズならば「デュエマしようぜ!」だったり、ヴァンガードならば「スタンドアップ!」等々だ。

これらはゲーム開始の宣言であると同時にそのカードゲームを象徴する言葉である。

 

ほぼすべてのトレーディングカードゲームで共通するのがデッキと呼ばれる個人で集めたカード40枚ほどの束から手札を引き、その引いたカードで相手とバトル、つまりデュエルをするということである。

対戦ゲームであるので引きの運なども関わってくる。あとは相手のしてくることの先読み、それに対応するためのカード等々。考えることは非常に多い。そういう頭脳戦も楽しい一つである。

 

私は小学生の時、遊☆戯☆王を知りカードゲームとして楽しんだ。漫画が原作だということは後々知ったし、ケーブルテレビの『アニマックス』というチャンネルでアニメ『遊☆戯☆王』がよく放送されていたので、それを見ていた。

 

武藤遊戯と海場瀬戸。二人の濃厚なキャラは物語を盛り上げ、それを見ていた私たちの心までも躍らせる。

なぜだろう、男というのは「カード」に弱いのだろうか。『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダーブレイド』『仮面ライダーディケイド』、『ウルトラマンオーブ』など、往々にして特撮の変身アイテムにも使われる「カード」にはなにかそういった引き込む魔力がある。単純にかっこいいから、というものかもしれない。

何がどう作用しているのかはわからないが、男は「カード」が好きだ。

 

そして中学、私は遊☆戯☆王(以下遊戯王と同時にデュエル・マスターズ(以下デュエマ)を始め、友達と対戦してはデッキを組み替え、または買い足し、時には大会に出たりと自分が集めたカード、あの時テレビで見ていたカードを手にもって大いに遊んでいたことが記憶にある。

 

ただ、遊戯王は実はルールが複雑だということや「シンクロ」や「エクシーズ」といった新キーワードがどうにも受け付けず、高校生あたりで離れてしまった。

「シンクロ」「エクシーズ」については下記ブログを参照してください。

ameblo.jp

 

遊戯王から離れた私は、より一層デュエマにのめりこみ1つのデッキにバイトして稼いだ3万や4万円をつぎ込んだ。1枚5000円程するカードを買い、デッキに投入することも日常茶飯事だった。

 

 デュエマは遊戯王より低年齢を対象としたカードゲームのようにも見える。カード名が「ドンドン吸い込むナウ」とか「ポクチンちん」など子供受けを狙ったカードが多い。

が、実はデッキもルールもものすごく高水準なクオリティのカードゲームである。遊戯王でいう罠カードはデュエマでいう「シノビ」や「S・トリガー」などで数少なく、遊戯王では各人で罠カードの発動タイミングなども任せられる。

 

対してデュエマは相手のターンに反撃ができるかどうかに運が絡むというところも大きく違う。

また、効果もユニークなものが多い。対決中にパックを剥いてそこから新たに手札に加えられたり、QRコードを読み込むことで効果が発動したりと、めちゃくちゃ強い効果から笑ってしまう程良い意味でふざけた効果まで幅が広い。

 

私はそういったところからデュエマにのめりこみ、今現在までずっとプレイさせていただいている。子供の頃「デュエル」という単語に惹かれて始めたトレーディングカードゲームはコミュニケーションツールとしても機能し、大いに役立っている。

 

 

子供の頃遊戯王に出会ったことが、「デュエル」に触れたことが今の私を形成したに違いない。なんせ今もばりばりカードゲームを楽しんでいるのだから。

 

デュエル・マスターズ TCG DMEX-06 絶対王者!! デュエキングパック DP-BOX

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「ハロウィン」におけるイベントとお菓子とかぼちゃと映画

「ハロウィン」

それはトリックオアトリート!という掛け声とともにお菓子の催促をする悪魔的呪文かつ悪魔的イベントである。子供たちが魔法使いやゾンビなど、奇怪なものにコスプレをし家を回るというイベント。今や渋谷ではハロウィンの日になるとあたり一面黄色く、いやオレンジに染め上がる。また、デパートや薬局でもハロウィンの日が近づくとイベント用のクラッカーやお菓子も置いたりしてイベント感を出す。

本来の「ハロウィン」とは大幅に意味が変わっているよなぁともおもったり。

 

ハロウィンかぼちゃコンテスト/ベンのトラクター / チェリー収穫車のチャックが幽霊になる!

ハロウィンと言えば、宝くじのハロウィンジャンボ等も目にする、ようは街全体がお菓子パーティー状態なのだ。

とまぁ私が言いたいのはそんなことではない。映画『ハロウィン」のことだ。

 

ハロウィン (字幕版)

ハロウィン (字幕版)

 

 

この2018年版のハロウィンはシリーズ1,2作目の直接の続編であり3から8作目までとは繋がりがない。ターミネーターとかもそうだが洋画はそういうところがある。きっぱりあっさりとしていて私は好きだ。

 

ハロウィンはジョン・カーペンター監督の出世作となったともいえるホラー映画である。このハロウィンのテーマ曲もこのジョン・カーペンター氏が作曲したとされ、おどろおどろしく、どこかかっこよさも感じれる名曲となっている。

ランダム再生でこの曲が流れてきたとき、夜の帰り道だったりするともう死である。圧倒的死。「ハロウィン」といえばこれなのだ。

 

 

 

このハロウィンという映画、1978年に第一作が公開され今までに8作の映画が公開され人気を博している。包丁を持って顔面真っ白で大柄な男が黒いつなぎを着て夜にこのテーマとともに人々を惨殺していく。話には一貫してマイヤーズ家というものが少なからず関わってきたり、「ローリー」という本作における主人公も関わり続ける。

そして、上であげたテーマ曲もアレンジが加えられこの顔面真っ白の殺人鬼「プギーマン」が現れると必ず流れる。この記事も流しながら読んでほしい。後ろにいるかもしれない。

 

私自身この作品を知ったのはゲーム『Dead by Daylight』という作品で知って魅力に取りつかれたのだ。

 

Dead by Daylight 公式日本版 -Switch 【CEROレーティング「Z」】

Dead by Daylight 公式日本版 -Switch 【CEROレーティング「Z」】

 

 

 

 

多様な有名な殺人鬼とそれから逃げる人間の非対称ホラーゲーム、なかなか中毒性があるので一度プレイしてみてほしい。

 

話が逸れたので戻すとこのハロウィン、スプラッター要素もあまりなく徐々に迫りくる恐ろしさというものがあるのでホラー苦手!って方でも割かし見やすいと思う。

で、だ。殺人鬼が徐々に迫ってきて殺していくホラー映画のどこがハロウィンなのかとおいうと殺人が起こった日が10月31日前後だから、というだけ。たったそれだけ。でも、「しっくり」くる。それにあのハロウィンと言えば!のかぼちゃ

ハロウィン ロッキング パンプキン ホームデコレーション用小物 H 130cm

 

これも怖さの演出に一躍買っている。

 

 

2019年のハロウィン10月31日ももうすぐ。お菓子とコスプレの用意をしていたら後ろに殺人鬼が立っているかもしれない。

 

ps 洋画ホラーってたいてい男性は死に、女性が一人生き残るケースが多いがなぜなのだろう。国の特色なのかな。強い女性を描くことが多いアメリカだからかな。

 

 

弱小ブロガーにできること

8月の末、『仮面ライダージオウ』の最終回に先がけて軽い気持ちで始めたこのブログ。無料で書きやすくてアドセンスも貼りやすいツールを検索した時、このはてなブログは検索欄の1.2位に出てきた。はてなブログは以前から見ていたし、好きなブロガーさんもいた。

ただ、自分がそのはてなブログをするとはその時は全く思っていなかった。

 

何かやろうと思ってやるならはてなブログだと感じ記事を書き始めてはや1ヶ月。 見てくれたユーザーが500人を超え、その内の読者となってくれたのは100人。

ブログを書くからにはやはり収益化をし、ユーザー数、アクセス数とは別に数字として目に見える形で現れるのが良いと思い、その1ヶ月のあいだにAmazonアドセンスGoogleアドセンスを取得。(Googleアドセンスは2回で通った奇跡。)

 

読者数はユーザー数のざっと5分の1。ネットの世界は現実より厳しいものがある。クヨクヨとはしていないが、むしろ100人の人に見られる可能性があるというのは恐ろしいやらありがたいやら。

 

 

今はTwitterという有り難いツールもあるのでそちらでも更新をツイートし、いいねをくれる方やリツイートしてくれる方もたまにいる。その「たまに、」を積み重ねていけることがブログのやりがいなのかな、とも感じたり。Instagramのアカウントも作ろうかなと考えたりもする。

 

が、やっぱり今は記事を書く。書き続けるしかない。書き方も、フォーマットもまとまっておらず、ブログのサイトデザインもデフォルトのまま。

 

そこをこだわるべき!という方もいるだろうがフォーマットや私個人の味というのは記事に無意識のうちに出てくるものであると思う。ので、デザインなどは後回し。デフォルトでも充分いい物が揃っているし、はてなブログをproにする時にデザインなどもきっちり出来たらなぁ、、、と考えている。

 

 

そうそう、記事をほぼ毎日、空けても2日程で更新するのだが基本的に50pvを超える超えないを未だ前後している当ブログだが、先日あげた

matsu-memorial.hatenablog.com

の記事が一日で140pv程となり、私個人の中でプチバズだと思った。ほんとにほんとに小さなバズ。それも個人の中で思うレベル。一日5pv超えるかどうかというところで100を超えたのだ。嬉しくて舞った。

 

記事は今期の深夜ドラマの話だし、記事を上げた先日にドラマが最終回を迎えたところだし、キャストにはジャニーズJrを起用してデビューも決まっているグループだし、いろんな運、偶然が重なった数字だと思う。一日で100pvを超えるくらいのキーワードが散りばめられてたのかなぁと勉強になった。

 

そしてそれを境に読者数も一気に増え、記事をあげる度に心優しい方が何人か読者登録をしてくれる。ありがたい。ありがとうございます。

 

何はともあれ、弱小ブロガーにできることといえば、記事を書く。更新する。記事を書く。更新する。の繰り返しだ。日々繰り返しの中で少しずつ発見と経験を重ねていくことにしよう。

 

 

以上、記録として。

 

『ウルトラマンコスモス』に魅せられた優しさ、強さ、勇気。

現在テレビ東京系列毎週放送、そしてYoutubeで毎週更新されている『ウルトラマンタイガ』、「ウルトラマンタロウ」の息子が主役のウルトラマンが今やっている。

www.youtube.com

 

ウルトラセブン」の息子「ゼロ」や「ウルトラマンベリアル」の息子「ジード」ときて今回は「タロウ」の息子である。

一時期は低迷しTV放送もなくなった『ウルトラマンシリーズ』だが息を吹き返し、再びTVの前で見られるようになった。有難いことだ。今回ここで書くのは『タイガ」ではないのでここらへんで。あ、「タイガ」めちゃめちゃ面白いのでぜひ見てください。

 

 

ウルトラマンにはまった最初の戦士 コスモス

 

ウルトラマンコスモス』2001年7月初旬から2002年の9月末まで全68話+映画を3作も公開した今現段階で一番放送期間の長かったウルトラマンである。

ウルトラシリーズ35周年&円谷英二生誕100周年記念作品として誕生したウルトラマン21世紀初の作品であり、フィルム作品として最後の作品でもある。

2002年というと私は5,6歳の時期でありちょうど仮面ライダーアギト龍騎あたりと並行して視聴していたような記憶がある。特にその時期は『コスモス』のほうに熱が入っていて動きを真似したり、何度も録画したビデオを繰り返し見たりしていた。

そして主人公の春野ムサシ役に杉浦太陽さんを迎え、本作は走り出した。

キャッチコピーは「強さと優しさを兼ねそなえたウルトラマン

 

 

:のちのウルトラ作品に与えた影響

このウルトラマンコスモス、今までの作品とは大きく異なる点があり、そしてそれがそのまま番組の特徴、ひいてはコスモスというキャラクター自体の説明にもなりうる。

その特徴とは「怪獣をできる限り倒さない。」というものだ。これまで怪獣は倒して解決してきたウルトラシリーズに倒さない、という選択を放り込んできた。

これは私が当時幼いこともあったが、すごく好きだった。一部のファンからはカタルシスがないという意見もあったようだが試みとしては間違えていないしむしろ本来の視聴者層である未就学児とその親、特に母親にとっては良いコンテンツだったようにも思える。「コスモス」のようにやさしくしてあげて、というような教育にも使える。

また、この怪獣保護という観点はのちの作品の『ウルトラマンX』にも見受けられる部分が多い。ただしこの作品には「コスモス」は登場しない。遊星ジュランというアンサーがすでにあるからかもしれない。

怪獣が暴れる要因としては、保護チームである「チームEYEZ」とは別に防衛軍というものが存在し、「怪獣」というだけで排除攻撃を開始することで暴れる、ということや「カオスヘッダー」と呼ばれる怪獣を変容、暴走させる意志ウイルスのようなものという外的要因を作り、「怪獣は必ずしも倒すのではなく、分かり合える道を模索、隔離地域に送り、共存を目指す存在」として描かれた。また、初代ウルトラマンでは敵だったバルタン星人など、過去作の怪獣もマイナーチェンジをして登場しており、昔のウルトラマンを見て育った親御さんが見ても楽しめるようになっている。(後年の『ウルトラマンマックス』はそれ以上だが)

 

何はともあれ、怪獣の凶暴化を「カオスヘッダー」という外的要因に移し、怪獣本来は悪くない、というスタンスで話を進める今作は今見返してもなかなか稀有な作品であると感じる。中には例外もあり、カオスヘッダーが関与していなくても悪い怪獣や異星人も登場し、必ずしも保護という道を取るわけではない。倒すという選択肢もある。そういう場合に「コロナフォーム」へとタイプチェンジをする。これまでのウルトラマンと違い、フォームに明確に理由があるのもコスモスの特徴だと感じる。

 

「優しさ」の青い「ルナフォーム」、「強さ」の赤い「コロナフォーム」だ。

これまで、青を基本フォームの基調としたウルトラマンはテレビでは出ておらず、このコスモスが初であり新しいことに挑戦しているなぁ。と今は思う。当時はかっこいい!!の一点張りである。また、後続の『ウルトラマンR/B』で「ウルトラマンブル」が登場するまで青が基調の主人公ウルトラマンは存在していなかったこともコスモスの特異さを際立てている。

 

:勇気の物語

また、物語後半金環日食とムサシの勇気により得た新フォーム「エクリプスモード」が登場し、物語に幅を広げる。このエクリプスモード、なかなかにチートで「優しさ」と「強さ」を持ち合わせ、かつムサシの勇気もパワーアップの一因であるため、邪悪なものにしか効かない光線や、ピンポイントでカオスヘッダーを取り除いたりやりたい放題である。

 

ウルトラマンコスモス vol.8 [DVD]

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 しかし、活動時間は1分であったりムサシの勇気が必要不可欠なため、コスモス単体では変身できなかったりと制限もある。

このエクリプスモードの声が好きで何度も真似したことを覚えている。コスモスの声を担当されている佐藤浩之氏は本編が終わった後の作品や映画『ウルトラマンサーガ』でもコスモスを演じてくれ、この10月にプレミアムバンダイから発送されるコスモスへの変身アイテムである「コスモプラック」でもコスモスの声を新規収録してくれており、歓喜である。

^-p-bandai.jp

 

 

私は『ウルトラマンコスモス』は「勇気」の物語だったと今にして思う。

ムサシは少年時代、雷雨の鳴りやまない日に初めてコスモスと出会い、その手に抱かれながら空を飛ぶ。そして物語は本編に進み、自分の力でムサシはもう一度空を飛べるようになる。その中には苦しみや辛さなどたくさんあった。それでも諦めないで勇気をもって夢を叶えた。

 そして映画では遊星ジュランという怪獣と共存するという星を創造するまでになる。

 

ウルトラマンコスモス』は一人の少年が夢を追い、あきらめず勇気を持ち続けた真の勇者のお話なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「モテ」の二文字にある境界線についてだらだらと。

10月が始まり、消費税増税も始まり、阪急梅田駅が大阪梅田駅に名前が変更された。そんな中、私はここ最近「モテ」について考えている。

 

「モテる」「モテない」男女問わず中高生、大学生、社会人になっても飲み会や合コン、親子の会話でもよく聞く言葉だろう。生きていくうえで必ず耳にするし口にする言葉だ。

 

事の発端はこれだ。以前、同期の女性2人と男性1人と一緒に食事をしに行く機会があったのだが、もっぱら話の軸は仕事の話と今好きな人はいるのか、モテている、モテていないという話であった。

まぁ、誰かと話をするという意味で「モテ」という話題は誰に対してもネタを振りやすい話題ではある。「モテている」のであればどんな人から言い寄られているのか、どんな立ち振る舞いをしているのか、聞いている側も魅力あるもんね、など相槌を打ちやすい。「モテていない」とすれば軽く笑い話にできたり、さらっと流してほかの話題に進める。有用性という面では抜群だ。

 

私がだらだらとここで言いたいのは、どうすればモテるのか、とか、何でモテないのか、ということではない。モテる人は努力をする、モテていない人は楽をしている、なんてのはここではどうでもいい。関係ない。検索するとそのような記事ばかりでうんざりである。

 

 

そんなことより、「モテ」ている、「モテ」ていないというところの境界線はどこなのか、ということである。そりゃ、毎日誰かに告白されるだったり、歩くだけで囲まれる、というのは別だ。

そんな非日常的なことではなくて、日常的に過ごす学校や会社という狭い世界の中で、どのラインまで行けば「モテ」ているのかというところだ。

特定の誰かひとりとすごく親しくしているというのは「モテている」とは違う。それは単にすごく親しくしており、いずれそういう関係性に発展してもおかしくはない、というレベルの話。

 

 

 

 

じゃあ、3人ほどから好意を向けられている、というのは「モテている」のか?バレンタインデーの時にチョコを20個もらう人は「モテている」と言えるのか?うーん、考えれば考えるほどわからない。

例えば義理チョコ20個もらう人は「義理チョコ」を渡されているため、友達作りがうまい人、というだけかもしれないが義理チョコ20個も渡される人徳、人柄というのはすでに「モテている」と言ってもよいのではないか?

 

では逆に「モテていない」というのは複数の人に同時的に好意を向けられないだったり、チョコをもらえないということになるのだろうか?

私の知り合いにそういう人はいるが彼女がいて10年ほど付き合い続けている人がいる。

これはその彼女から「モテている」んではないか?彼女から「モテている」というのも変に聞こえるかもしれないが、ようは他人から好意を向けられているという点では変わりはない。

 

じゃあ「モテていない」というのは誰からも好意を向けられず、アクションもされない、究極に周りに人がいない人のことをいうのだろうか。例えば男同士でも、すごく仲の良い友人がいれば、異性には「モテていない」としても同性からは人として、「モテている」のではないか。

 

繋がりを持っていたいから、友人になる。それはつまり好意を向けられいるからに他ならない。ならば、それは自分ではない他人に好意を向けられ、「モテている」に当てはまる。性別をなくし、人として、という部分での話になってしまったので少し軸とずれるのでここらへんで終わらせる。

 

軸を戻すと、「モテ」という境界線はどこなのか、である。

人数がすべてなのか、何を持って「モテている」とするのか。例えば自分が心の中で「モテている」と思っていても誰かからの視点ではそれは「モテていない」と言われるかもしれない。そうなったとき、飲み会などでものすごく恥をかいてしまうことがあるのではないかと。

「モテ」の一定のラインを決めてくれたら、話も通しやすいし数字としてわかりやすくなるので、ここのラインを超えてたら「モテている」ここを超えていなければ「モテていない」というのがわかりやすいのになぁとおもう。ただ、話のつまみとしてそこら辺が曖昧だからこそ面白くなる要素が詰まっているのかもしれないと書きながらふと思った。

きっちり決まっていないことの方が面白いことも多数あるものだよなぁ。

 

とまぁそんなしょ-もないお話でした。

 

 

 

 

 

モテキ

モテキ

 

 

 

 

 

 

ROB THE FRONTEIR UVERworldという世界の音に浸かった15年

UVERworld、私が小学校の時2004年開始のアニメ『BLEACH』の主題歌、「D-tecnoLife」を聴きそれ以降15年、今もずっと追いかけているロックバンドである。

 

【メーカー特典あり】ARENA TOUR 2018 Complete Package(完全生産限定盤)(オリジナルパスステッカー2枚セット(

 

 

名前を知らない人もいないと思うが、今も精力的に活動を続けており「男祭り」や「女祭り」といった性別限定ライブでアリーナや武道館を埋めつくすほどの人気ロックバンドである。

10月16日には新曲『ROB THE FRONTEIR』もリリース予定だ。

 

 

ROB THE FRONTIER (初回生産限定盤) (2CD) (特典なし)

ROB THE FRONTIER (初回生産限定盤) (2CD) (特典なし)

 

 

時代を追うごとに音楽性が変わったり、戻ったり、歌詞がものすごく泥臭いものだったり様々な曲があるのも特徴だ。

名曲「CHANCE!」に始まりオリコン初1位を獲得した「儚くも永久のカナシ」(ガンダム00のOP)や、行き詰った人間関係の解き方や新たな始まりを書き連ねた「0 choir」、生死観を描いた「7日目の蝉」などボーカルのTAKUYA∞の価値観や、熱いおもいがたっぷりと曲に乗せられている。

 

 

7日目の決意

7日目の決意

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メンバー間みんな幼馴染で仲が良いのも今晩殿すごく良いところであるが、特筆すべきはTAKUYA∞のストイックさだ。ライブ終わりにランニングして帰ったり、ステージまで登山してから来たり、破天荒なのだ。

 

メンバー全員30代であり、まだまだ熱を感じるあたり人に限界はないんだなぁとこのグループを見ていたらとても感じる。ストイックに、熱く、夢をつかんでもさらにその上の夢を求めていく姿がただただカッコいい。男が惚れる男の中の男。という感じ。

TV露出が少ないのも顔で売りたいわけじゃないし、TVだと音楽を通じて自分たちが言いたいことが伝わらないということだったりその時間を音楽作成に充てたい、といったことも話していた。最近は露出も増えているが。

人気も出て、アニメのタイアップが増え始めアニメ主題歌バンド、なんてよばれているのも聞いたことがあり、その枠に収まるもんじゃないと一人で憤っていたりもした。

 

UVERworldを知ってから15年、悲しくなったり、楽しくなったり、ふとした時に聴くのはいつもこのバンドだ。UVERworldの音楽とともにここまで来たといっても過言ではない。

 

UVERworldが魅せる音楽の世界はいつも独特であり、そのくせすごく身近なシーンを想像しやすい。

少し前の曲だが、「7th trigger」という曲では「どれだけ食べても太らない彼」に怒る彼女が「この世界は不平等だ」という歌詞や、誰かの意思に流されがちなこの社会で自分で決めてここに来たという意思表示、そこから世界の不平等に立ち向かうなら自分でつかみ取るしかねぇぞ!というメッセージを込めてくる。

 このタイトル、7発目の弾丸なのだが、通常リボルバーは6発まであり、7発目は存在しない。つまり自分の内面に向けて撃つ決断の7発目なのだ。

タイトルも泥臭く、厨二臭く、最高にかっこいい。

7th Trigger

7th Trigger

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 ただの恋愛ソングじゃなく、激しいロックテンポの恋愛ソングや、「バーベル」といったおふざけソングもあり、聴いていて耳が楽しいことに間違いはない。

特におすすめなのが「THE OVER」という曲でラブソングなのだが、お互いおじいさんおばあさんになってもずっと愛し続ける、そして自分自身の苦しみやコンプレックス、劣等感も自分で乗り越えるといった曲ですごくかっこよさもありながら切なく

愛も伝わってくる一押しの曲である。

youtu.be

 

最近はCDを買うことも少なくなり、ダウンロードする時代。私も音楽はダウンロードしてデジタルミュージックを使うのだが、このUVERworldだけは、CDを手に取ってしまう。小学生の時、初めて買ったCDがUVERworldで、その時のうれしさを今も味わいたいからかもしれない。

 

ALL TIME BEST(通常盤)

ALL TIME BEST(通常盤)